2009. 4. 3. Fri
悲しい日…
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アヌビーとネフティの一番下の息子カン吉くんが、今朝天国に旅立ちました。 朝一番に飼い主さんからお電話をいただきました。 状況を知っていたのに、覚悟も少しはできていたはずなのに…やっぱりだめです。 ネフティが5匹の子供たちを産んだ日を、いまだにつぶさに覚えています。 陣痛が始まって4匹は次々と生まれたけれど、最後のカン吉くんはなかなか出てきませんでした。 その間の何時間かは、ネフティはグーグーいびきをかいて眠り、もう産む気がないんじゃないかと心配したものです。 目が開いてからもカン吉くんは、とても大人しい良い子でした。 夕方、菩提樹で作った小さな数珠とお花を持って伺わせてもらいました。 すっかり痩せてしまっていたけれど、10年という犬生だったけれど、本当に愛され、 家族の一員として可愛がって頂いて、言葉にできないほど心から感謝しています。 幸せというのは長さではなく、中身だと思います。 里親になっていただいたカン吉くんのご家族には、当時3人の小・中学生の男の子がいましたが 今ではすでに皆立派な社会人。 きっとずっとカン吉くんを覚えていてくれるに違いありません。 具合が悪くなった時にお知らせくださったので、まだ少し元気なカン吉くんに何度か会うことができました。 本当にありがとうございました。 実は昨日1枚の葉書が届きました。 ネフティのお母さんの飼い主さんからでした。 3月10日にネフティのお母さんチコちゃんが天国に行った…というお知らせでした。 きっとカン吉くんは天国でお祖母ちゃんと初対面をはたしているに違いないし、寂しくないね。 もう痛くもないし苦しくもないから、ゆっくり休んでね。 ありがとう、私たちに幸せをくれて。 ネフティの4匹の子供たちは、来月11才を迎えます。
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