辻タダオの西湘だより
9月 18日(日)
「伊達競曲輪鞘當/三社祭」
9月 17日(土)
「女車引」「銘作左小刀 京人形」
9月 16日(金)
「身替座禅」
9月 11日(日)
「高坏(たかつき)」「宮島のだんまり」
←
2022年 9月
→
日
月
火
水
木
金
土
-
-
-
-
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
-
2024年 5月
2024年 4月
------------
2023年 10月
2023年 9月
2023年 7月
2023年 6月
2023年 3月
2023年 2月
2023年 1月
------------
2022年 12月
2022年 9月
2022年 8月
2022年9月17日(土)
「女車引」「銘作左小刀 京人形」
衛星劇場録画視聴
女車引
中村魁春
中村児太郎
中村雀右衛門
2019年/令和元年6月・歌舞伎座
くるまびき【車引】[浄瑠璃]
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の三段目の口くちの通称。梅王丸・桜丸が時平しへいの車をとどめようと松王丸と争う場面。
出典 小学館デジタル大辞泉
筋書の解説
女車引の本名題は「五諸車曳哉袖褄(ごしょぐるま ひくや そでつま)とて
珍しくも吉原の俄の踊が、今に伝って残ったもの。お馴染みの「菅原」の
車曳を、千代、春、八重の三人の女で見せようというのが趣向です。
衣装も車曳に似たもので、初めその当込みがあり、次に「賀の祝」の料理
の仕度をちょっと見せる。それからクドキになって「神田川」の「常から
主を…」をそのまま使って、後が豆太鼓を使って鹿島踊、二上りで総踊と
なって終る。吉原の踊だけにすべてが陽気づくめであり、曲は初めから踊地
に出来ている為でしょう。嘉永から安政の間に出来たものだろうといわれ、
歌詞は三世桜田治助、作曲は清元千歳(※後年の筋書では千蔵と書かれていた)
と称され、残された唯一の俄の踊が特色で、趣向は文化十二年の顔見世浄瑠璃
「車曳和絵姿」から借りたもの。
出典
木挽町日録 (歌舞伎座の筋書より)
歌詞(「純邦楽詞章集」より)
銘作左小刀 京人形
配役
彫物師左甚五郎 = 松本白鸚(2代目)
京人形の精 = 市川染五郎(8代目)
奴照平 = 大谷廣太郎(3代目)
娘おみつ実は義昭妹井筒姫 = 中村玉太郎(5代目)
大工 = 市川段一郎
大工 = 市川郁治郎
大工 = 市川喜楽
大工 = 市川瀧昇
大工 = 市川翔乃亮
大工 = 市川笑猿
大工 = 松本幸次郎
大工 = 市川卯瀧
栗山家来 = 中村東志也
栗山家来 = 片岡燕治郎
栗山大蔵 = 松本錦吾(3代目)
女房おとく = 市川高麗蔵(11代目)
歌舞伎座 2021年令和3年06月
六月大歌舞伎
京人形(歌舞伎舞踊劇)
きょうにんぎょう
歌舞伎(かぶき)舞踊劇。常磐津(ときわず)。本名題(ほんなだい)『箱入(はこいり)あやめ木偶(にんぎょう)』。3世桜田治助(じすけ)作。5世岸沢式佐(しきさ)作曲。西川巳之助・西川芳五郎振付け。1843年(天保14)5月、江戸・市村座で4世中村歌右衛門(うたえもん)の甚五郎(じんごろう)、12世市村羽左衛門(うざえもん)の京人形の精により初演。伝説的な名匠左(ひだり)甚五郎の事績の舞踊化で、のち河竹黙阿弥(もくあみ)が『拙腕左彫物(およばぬうでひだりのほりもの)』として補訂、近年は『銘作左小刀(めいさくひだりこがたな)』の名題で多く上演される。五条の廓(くるわ)の小車太夫(おぐるまだゆう)に思いを寄せた甚五郎が、その姿を人形に彫ったところ、魂が入って踊り出す。甚五郎のまねをして男のような動作で踊る京人形が、懐(ふところ)に鏡を入れてやると女らしくなってクドキになるという、男女の使い分けが見どころ。終盤は甚五郎の大工たちを相手の立回りで、いろいろな大工道具を使った所作ダテが楽しめる。
[松井俊諭]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
<<BACK 16日 「身替座禅」
NEXT>> 18日 「伊達競曲輪鞘當/三社祭」
| 携帯用 |
| 検索 |
| Home |
++ Powered By 21style ++