農人日記
富士山の麓より
日々の暮らしの中で感じたことをそのまま綴ります
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2008/5/8(木)
内部告発とリンチスイッチ・・。
大
阪の老舗料亭で食材の使いまわしが発覚して散々マスコミから叩かれている。 リンチスイッチがオンになる。 謹慎から解けてやっと営業再開したばかりというのに、謹慎前の諸問題がまた内部告発によって周知の事実となる。
何万円というお金を取りながら、客の食べ残しを別の客に出す・・なんてもってのほかという指摘はもっともだろう。 正論であるし許されない。 テレビカメラの前で平誤りする年老いた経営者の姿が何度もニュース映像で流れる。 「接待、会社経費」で持っているような店がこれでは、誰もここで大事な客をもてなそうとは思わない。 再建は正直厳しいだろう。
経営者以外のスタッフのモチベーションは落ちるところまで落ちている。 身からでた錆とはいえ叩くだけ叩くのはマスコミも世間も同じである。 私は「あってはならないこと」と前置きしながらも、ある種の同情の眼差しでこのニュースを見ていた。
例えば天然の鮎、貴重品であろう。 捕った人の苦労を思えば手付かずの状態で洗い場に帰ってくれば「なんてことを・・」と思うのが料理人である。 サービス人として17年間そういう現場をたくさん見てきた。
ロブションのスペシャリテに「キャビアのジュレとカリフラワーのクリーム」というのがある。 オードブルなのだが、彼の代名詞的な皿のひとつ。 カップの底にオシェートラのキャビアをふんだんにひいて、その上にオマール海老から取ったコンソメのジュレ、上に少し固めのカリフラワーのクリームをのせてある。 これを一口食べただけで全部残す人もいたりする。(そういう時は幸運で使いまわしなどせず、調理場にばれないように我々の口に入ることになる)
「接待の店」といのはもてなす方も、もてなされる方も”自腹”ではないからテキトーなオーダーが多い。 客の胃の状態や好き嫌いなどかまわずホスト側がオーダーしたりする。 ゲストも好みも告げず「お任せします」などというからこのような悲劇が起こる。
マスコミから散々突っ込まれた経営者は謝るだけでなく、どうせ落ちるところまで落ちるのだから「出されたもの食べない客が悪い」と毒づいてみてもよかったのではないか・・。 これでまた飽食大国の生ゴミが増える。
週刊アスキー{やまけんの旅三昧」にビオデリが出ています
詳しくは→
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