日本航空は26日、マイレージ会員からマイルの寄付を集め、中国の内モンゴル自治区の砂漠化を防止するため植林などに取り組む海外援助団体「オイスカ」を支援するキャンペーンを始めると発表した。
期間は6月5日から30日まで。国内外の約1850万人の会員に1口1万マイル単位で寄付を呼び掛け、1万マイル当たり1万円をオイスカに手渡す予定だ。
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内モンゴル自治区は、過剰な放牧によって砂漠化が進み、日本などに飛来する黄砂が増加する原因にもなっている。オイスカは2000年から1000ヘクタールの緑化を進めているほか、中国政府が放牧を禁止したため貧困に苦しむ遊牧民を対象に、現金収入が得られるように農業指導している。