++現場日誌++

2017. 10. 19. Thu 耐久性考。
2017. 10. 18. Wed 雨しか降らない。
2017. 10. 17. Tue 昨日の説明不足に付けたし。
2017. 10. 16. Mon 基礎杭としたものは、腐朽にとっては良い....
2017. 10. 15. Sun 擁壁デッキ。
2017. 10. 14. Sat 浦島太郎かリップ・バン・ウィンクルか?
2017. 10. 13. Fri 小さい秋、見つけた。
2017年 10月
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  2017. 10. 9. Mon
      既成概念をとって、自由に発想させてくれる画家。
  
真鶴までそう遠くはないので、早起きして、一度行きたくなってた、中川一政美術館に行ってみた。 
 
先日、風姿花伝から、中川一政も例に挙げて解説した本を読んだが、 
 
http://www.number21.jp/adiary/diary1.cgi?id=ohtaryo&action=view&year=2017&month=10&day=2#10_2 
 
美術館では、中川一政は、いろんな人との交流(例えば”白樺”派と言われる、武者小路実篤、志賀直哉、あるいは民芸運動のバーナード・リーチ、柳宗悦ともあったと解説されていた。 
 
しかし、彼の絵は独学で有る。 
 
当時、東京美術学校(芸大)でて、洋行するというのが、権威づけに一役買ってわけだが、 
セザンヌ・ゴッホなど、もともと彼らに絵を教えてくれた先生はいない。 
 
彼の師は、強いて言うならば(宮本武蔵)らしい。 
 
80,90でも迫力のあるエネルギッシュな絵を描いていた。 
 
絵も、書もちんまりとおさまっていない。 
 
彼の文章に”画の見方”と題したのが、彼の全集の抜粋で、ここの美術館のパンフレットに載っていた。 
 
”画の見方と云えば画をきゅうくつに考えないで見ることです。 
 
富士山を見てよい景色だと思います。しかしよい景色は富士山ばかりではありません。 
 
富士山ばかりをよい景色と考えすぎると、天橋立へ来るとわからなくなります。 
そういう風にきめずに見ることです。 
 
こういう風にすれば鑑賞の範囲が広くなります。 
 
それからわからないものはわからないとしておいて、わかるものをまず味わって行けばよいのです。 
 
・・・・自分のわかる程度で素直に見て行く事です。理屈攻めにしてみてゆかぬ事です。・・・・・・・・・ 
・・・・・・” 
 
美術館へ行くと、(裸の王様)になって、名前で(この作家のこの作品は、ちょっと良くなく見えるが、思い過ごしだ)と納得する事ってある。 
 
窮屈に見ていたんだっててことも、先人、中川一政が教えてくれる。 
 
 
ここの美術館で、昔のドキュメンタリーがDVDで流れていた。 
 
故緒方拳が中川一政に自分の書の作品を持って、批評をしてもらってるとこだった。 
 
”墨が薄くてぼやけるね・・・・、”なんて言ってたが、緒方が一番自信ありげな作品を、とりだして 
傍目から誉めてもらう気満々が、十分伝わってくるのだが。 
 
中川一政は一瞥して、だまって他の作品の上に置き、次の作品を講評してた。 
 
そんな、きびしい人である。
  


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